2004年06月02日

長崎の女児刺殺事件に思う

長崎の刺殺事件・・・子供同士の殺人事件であることが衝撃的だけでなくネット上のトラブルが原因かもしれないということにさらなる衝撃が走っています。以前から思うのですが携帯電話を含む通信インフラの利用は自動車の運転と同様に成人にならなければ認めないという形が望ましいのではないかと思っています。自分自身の内なる考えが相手の顔色を見ることなくどんどん書けてしまうネットの世界・・・この世界とうまくつきあっていくには相当成熟したコミュニケーション能力を必要とされるのではないでしょうか?

ネットの利用法を学ぶ前に生きたカエルなどの解剖の実習を加害者の女児にさせるべきだったように思います。生きているものに刃物をさすことがどれだけショッキングなことか、昔は学校で行われていた理科の解剖実習が今の学校では行われていません。こういうベーシックな教育環境がなくなり、しかもネットだけが発達した社会の矛盾が生んだ事件ともいえます。

うーんpcデジタルものヲタの公園パパとしては小2のわが子の教育方針を抜本的に見直さなければなりません。小学生の間は自分の子供時代と同じように過ごさせることがベストかもしれません。昭和40年代をふり返りつつわが子に何を体験させたらよいのか考え込んでしまいます。

またPTAの行った調査だとインターネットの知識が「子供の方がある」と答えた親は36%で「親の方がある」の25%より多いのだそうです。親たるもの子供にアドバイス出来る位のネットの知識を持ち合わせていなければいけないですね。自分のホームページを持ったときに起こるトラブルの数々を自ら経験して子供に伝えるべきです。ホームページにメールアドレスを掲載すればたくさんの迷惑メールが来ることや著作権に触れる掲載事項には必ずクレームが来ること、さらに掲載内容について難癖をつけてくる人間が必ずいて正直ホームページを継続する意欲がそがれることもあること・・・私の場合ある地域では名士で通っている方(?)に掲載内容について被害妄想的なコメントを頂いたこともありますし、世の中内容にクレームをつけてストレス解消していらっしゃる寂しいお方も多いのです。そういう「雑音」を無視するということが小学生レベルで出来るかが問題です。私は自分の子が小学生のうちにホームページをもつことは以前から望ましくないと考えていましたが・・・

Posted by kouenpapa at 2004年06月02日 16:48 | 育児
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