もう競争はやめませんか!
さてさて何とかローカルラグチューの世界を脱皮し携帯メールの世界に逃げずに踏みとどまったあなた・・・それでも輝かしいハムライフの復活には難題山積みです。さて何をしようかな、なんて無線関係の雑誌を見るとOMさんがいろいろ書いています。どういうわけかDXペディションのカラー写真が多く「すごいパイルアップでした」なんて書いてある。そこで パイルアップと聞いて嫌な過去を思い出す のです。小型HF機にバーチカルアンテナ位で開局してもKWも出す局にパイルに負けまくりのあの経験です。それもKW局が正式に免許を受けていない局だったとしたらくやしさ100倍かもしれません。それでサテライトに逃げたりパケットに逃げたりしているうちに無線から離れてしまったなんていう方も多いはずです。またあの世界に戻るのかとうんざりしないで下さい。そもそもDXCCってマイクロソフトのOSと同じでアングロサクソンの都合を世界に押し付けるようなものなのです。今や「雑魚」とわれる中国は以前高嶺の花だったのです。それが政治家の都合でいきなり雑魚に化ける・・・なのに 地球の裏側まで電波が飛んでいても「PYなんか雑魚」と感激もしない なんてなにかおかしくありませんか?苦労して汗水流して建てたアンテナから出ている微弱な信号がなんと地球の裏側まで飛んでいるのですよ!よくよく考えてみて下さい。感激しませんか?「そうか!」とひらめいたあなた!輝かしいハムライフまでもう少しです。まずハムライフから競走の要素をすべて排除する意識革命をして下さい。DXCCもアワードもコンテストも全て忘れて下さい。QSLカード集めなんて忘れて下さい。そして初めて自作したラジオから聞こえた音に感激したラジオ少年の心を取り戻して下さい。集合住宅の一室でいろいろ苦労してワイヤーアンテナを完成させ、しかもRFIを気にして10WのCWで出した電波がカスカスでもそして「雑魚」であっても地球の裏側まで飛んだ時の感激を思い浮かべてみて下さい。こんな素晴らしい趣味がありますか?まさに「キングオブホビー」です。意識革命のできた貴方、巨大な鉄塔がうらやましくなくなりましたか?少なくともうらやましくなくなった私の気持ちが理解できたのではないですか? |