ナンジャタウン


昭和30年代の町並みで探偵やスパイごっこやお化け屋敷などの子供時代の楽しみを我が子にも楽しませてあげたいと思う方、リアルにそれを実現してくれる空間があります。東京池袋サンシャインシティーにあるナムコナンジャタウンです。 場所などは下記URLを参照されてください。

http://www.namco.co.jp/home/tp/

ここでは昭和30年代の町並みの中で奇怪な怪人二十面相のような悪党が事件を起こし、その謎を解くために捜査をする体験ができます。捜査といっても町のいたずら書きや人々の噂話の聞き込み古いテレビやラジオから流れる放送などからヒントを類推するもので、悪党が時々見え隠れするそのプレゼンテーションはさすがナムコとうならせるものがあります。

それ以外に洋物の軍隊の基地でスパイの訓練を受けたり、昔ながらのお札の暗号を集める形のお化け屋敷などが所狭しと並んでいます。圧巻は108個のスタンプラリーで、町の随所に隠されているスタンプとクイズを懐中電灯を持って探し回るアトラクションでゴミ箱のふたの裏に秘密のクイズを見つけたときには思わず懐かしさと喜びで涙が出ました。

ディズニーランドが見物型のテーマパークなら、ナンジャタウンは参加型のテーマパークです。自ら歩き触り話を聞いてみないとアトラクションは進みません。思えば我々が子供時代には町の片隅で些細なことを利用して遊びわくわくしたものです。このわくわくは現代っ子にも通用するようで我が子はディズニーよりナンジャが大好きです。しかも子供の成長に合わせて楽しみも進化するまさにメイドインジャパンのテーマパークの傑作です。ナンジャタウンの支店や海外進出が実現する日があればと願いつつ池袋参りを続けています。この手の懐かしい空間を創造するチームナンジャというプロジェクトチームがあり期待に胸が膨らみます。