小学校は変わった


息子が小学校に入って3ヶ月、私にとっては30年以上遠ざかっていた小学校は再び身近な存在になりました。私の子供時代は小学校はまだスパルタ教育的なところが残っていましたが今の小学校は全くの別物です。

まず、学用品や教材、教室の飾り付けに至るまで随分かわいらしく幼稚園のよううになっていました。至れり尽せりの幼稚園から小学校に上がるのにあたり、昔の自分の小学校を連想して子供が怖がったり登校をいやがったりしないか随分心配したのですが、無用な心配でした。

また、このホームページでも主張されている外遊び中心の教育はしっかり実践されていました。教育の専門家の方々はやはりプロで私の持っているような親の危機感は十分配慮して対処している感じでした。近隣の神社に虫取りに出かけたり、地域の老人から昔話を聞く機会を設けたり、とレトロ志向の私も満足の行くカリキュラムを盛り込んでいました。

子供の興味をひくには「秘密スパイ団」のような配慮が欲しいという事も十分配慮されていました。入学直後に「学校を探検してみよう」という行事があったり、お道具箱の下のもの入れは「秘密の隠し場所」と呼ばれていたり・・・我が子は学校を幼稚園よりずっと楽しい空間と認知したようで私から見ても理想的な1学期を過ごしました。

これだけ教育が配慮してもなぜ問題が起こってしまうのか・・・学校よりも親の責任を痛感しました。もっと勉強してよき父親にならなければいけないと改めて思いました。