通学路を親子で歩いてみよう


いつもは自動車でしか通ったことのない道をあえて歩いてみることでいろいろな新しい発見があります。歩いてみて初めて感じる道沿いの草花の様子、小川の流れる音、季節のちょっとした変化などなど自動車で走っていてはわからないさまざまな発見があります。子供の通学路は子供が6年間毎日歩く場です。親としてもどのようなところを子供が歩いているのか一緒に歩いて知っておくべきです。入学前、私は我が子と数回通学路を往復しました。そしていろいろな発見がありました。

まず、子供の小さい肩幅では歩道のない幹線道路を歩いても意外と通行車両からは離れていて安全なこと。ただ子供が車が来た時、避難する側溝のふたが必ずしもないことがありました。わずかな側溝の蓋のすきまも子供の足ははまってしまいます。親としてはそのような場所を見つけて何らかの対策を行政に訴えるなりしないといけません。まずはじめに親が自ら通学路を歩いて見なければ危険の発見も出来ません。

続いて通学路近隣にいる人々もワッチングします。最近は物騒な話題が多く登校中の子供に火をつけたなんていう恐ろしいこともあります。その場合すぐどこかの家屋に駆け込めるかチェックしておきます。「子供110番の家」と明記されている家もあります。コンビニなど店舗はいつも誰かいるので心強い味方です。また大人だけで歩いていると近隣の家の方や畑で働いている方も声をかけてこないのですが、子供がいるとやさしく声をかけてくれる場合もあります。通学路を親子で歩くとき出会った近隣の知らない方には親子で挨拶しておきましょう。

続いて寄り道の場所もチェックです。神社の境内や公園、その他子供の好きそうなところを見ておきます。時々寄り道の場所は危険がないか(立ち入り禁止になっていないか?野犬などは?)や親も様子を見ておきましょう。