家を建てる時から準備は始まる


2003年4月いよいよ我が子も小学校に入学する事になりました。小学校就学はいろいろな意味で子育ての大きな節目になります。転勤族の方も含めて終の棲家を探すときに子供の小学校というのはかなり大きな決め手になります。私は生まれ故郷に転勤もなく生涯にわたって住むことになりましたが、結局、自動車が駐車できるスペースがない、地価が高すぎて手が出せない、などの理由から古い町の近くの新興住宅地に住むことになってしまいました。

でも結果的にこれは良いチョイスでした。新興住宅地は同世代の家族が多く、近所には多数の子供がいて活気に満ちていました。古い町は子供が少なく、こども会的な組織がうまく機能しないところもあるらしいのですが、そんな心配は無用でした。しかもちょっと自転車に乗れば昔懐かしい町に子供を連れて遊びにいけます。お祭りや花火大会も自分が子供のころの楽しみはほとんど我が子にも楽しんでもらえます。

ただ問題点もあります。新興住宅地は一般に小学校が遠くしかも車の通行量の多い幹線道路を通らなければ通学できない場所が多いのです。小学校は概して古い町に都合の良い場所に作られています。私の家を建てた所も同様の状態でした。交通安全という意味では随分心配でした。

子供が多いところに住むか、通学路の安全をとるかかなり悩むところではあります。私は子供の多い新興住宅地を選びました。