上神内川4区の節分の行事


山梨市上神内川4区に極めてローカライズされた節分の行事があります。この行事は下の写真の笛吹川沿いのおじぞうさんのお祭りとして行われているもので、2月3日の夕方、鬼と裃(かみしも)を着た付添い人が各家をまわり、各家では豆を用意しておいてそれをぶつけるというものでした。

幼少の頃は太鼓の音がどんどんして鬼が来ると本当の事だと思い、泣いてしまったりおもちゃのマシンガンで打ったりして応戦(?)しました。大雪の降った節分ではかまくらの窓から鬼の姿をこわごわ見たりしました。怖かっただけに鮮烈に記憶している思い出の行事です。

残念ながら今は山梨市の「ふち」の新興住宅地に住んでいるため、「どんどん焼き」の時に各家を訪問する行事はあるものの、節分の行事はありません。近所の人に聞いても「どんどん焼きのこと?」と、全く4区の節分の行事は知らない方が大部分のようです。同じ山梨市内でも随分行事が違っているのですね。

4区に住んでいた方々で郊外に移り住んでしまった方は多いと思います。ここは、駅前商店街の活性化も狙って「懐かしい節分おじぞうさん祭りを見に来ませんか」なんていう企画はいかがでしょう?我が子を連れて喜び勇んでかけつけますが・・・(^^v