子供を「パケ死」させないために


すねかじりの若者が多額の携帯電話の通信料金にあえぐことは日常茶飯事で、特に従量制のデーター通信では「パケ死」という恐ろしい言葉で表現されるような高額な通信料金が原因となっての生活苦に陥るケースもみられてきています。我が子には通信料金で生活苦にはなってほしくないと思う私はあれこれ策をめぐらしています。子供を「パケ死」させないにはどうしたらよいかのコーナーを作ってみました。

他のコーナーでも書きましたが子供は自分の部屋で夜な夜な友達と話せる環境を求めています。昔アマチュア無線が大流行した時代を生きた昭和30年代生まれの方は経験がある方も多いと思いますが、自分の部屋で深夜まで友達とおしゃべりできることの素晴らしさは今もその輝きを失っていないと思います。高額な通信料金は通信手段が携帯やメールに変わった現在でも子供たちが友達とのホットラインを求め続けていることのあらわれだと思います。従って携帯とかメールを「やめなさい」というのは解決にならないですし子供がかわいそうです。むしろ「自由に使いなさい」と子供に促し無二の親友を得て欲しいと思っています。

それではどうするか・・・理想は子供の部屋にいくら話しても従量制にお金のかからない、しかも独立した電話番号を持った通信回線を確保してやることです。実は携帯電話は子供の部屋で利用されていることが圧倒的に多いという報告もあります。ということは子供の部屋にインターネットの常時接続環境とIP電話を提供すればかなりの通信コストは削減できる可能性があります。このコーナーでは10年計画で定額のIP電話の「友達との秘密連絡回線」がどれくらい通信コストを抑制し、さらに子供の満足度はどうであったかを掲載していく予定です。

それでも携帯電話を持たせないわけには行きません。携帯電話の通話料も定額であれば勿論最高ですが、今現在そのようなサービスはありません。ただ近いサービスはあります。メール等のデーター通信は定額でやり放題、しかも通話料も公衆電話より安いという願っても無いサービスが2003年4月から始まります。DDIポケットの「AirH" phone」というサービスです。このサービスが「子供のトランシーバーごっこ」に最適かどうか、価格対満足度も検証しながら10年計画で掲載してみます。