男の子は「アイテム」で交流するもの


メンコやベーゴマといった遊びを最近の子供はしないと思っている方も多いと思いますが、我が子と一緒にゲーム文化にはまっているうちに、メンコやベーゴマの文化は形を変えて継承されているのだということに気づきました。

メンコはゲームボーイに電子記録されたゲットしたポケモンや遊戯王カードなどに変化しています。ベーゴマはラジコン操作も可能なベイブレードやミニ四駆、クラッシュギアに変化しています。交流するための「アイテム」は随分形を変えているものの、自分の持っている宝物こと「アイテム」を見せ合ったり戦わせたり交換したりして交流する男の子の文化は今も健在です。

私が子供時代にはメンコやベーゴマは父親が子供の頃と同じ「アイテム」だったので父親がよきアドバイザーになってくれてとても幸せでした。今のお父さんたちにとって最近の「アイテム」は耳慣れないものばかりかもしれませんが、それでも男の子のよきアドバイザーになりうるのは父親しかいないということを自覚する必要があります。ポケモンにしても遊戯王カードにしても子供と同じくらいゲームにはまらなければいけません。勉強しなければいけないことは山のようにあります。でも勉強しなければ良いお父さんになれません。

男の子は父親とも「アイテム」で交流するのです。昔も今もそれは変わりません。「ゲームはだめだ」などと言っていては父親失格です!